半径2メートルの男という物差し (2013年5月14日)

ビジネスコラム

みなさんは半径2メートルの男というと誰を思い浮かべますか。

そしてそれはどういうイメージの男なんでしょうか。

多くのひとがきっと麻生太郎のことを思うのでしょうか。

そしてそれは半径2メートル範囲でしか評価されない男という

イメージなのでしょうか。

政治家でありしかも総理大臣までした男が半径2メートルの

範囲内でしか評価されないとしたら、それは大いに残念なことです。

彼が総理大臣のころ、なにかと批判や揶揄されていました。

半径2メートルの男という言葉もどちらかと言えば揶揄する意味で

多く使われていました。

当時わたしは彼の身近なひとたちから彼の日頃のエピソードを多く

聞かされていました。

彼に付いたエスピーは彼のひととなりに感動して命がけで彼を警備

している、外務大臣であったころは官僚たちが彼と仕事をすることに

嬉々としていたなどでした。

わたし自身彼と何度か話したことがあり、彼の非常に人懐こさや繊細

さに驚いたものでした。

そんな彼の人間性が多くのひとに伝わればいいのにといつも思っていた

ものです。

残念ながらマスコミを通じての彼のイメージがだんだんと作られていく

なかで彼本来の人情味ある人柄まで揶揄される始末でした。

もともと半径2メートルの男という意味は、彼と一度でも近くで接して

みると彼の人間性に魅かれその虜になるということです。

男としてはぜひそうありたいと思います。

政治家、企業家こそそういう男であってもらいたいと思うのです。

ただ彼らは立場上その手腕が問われます。

政治手腕、経営手腕を発揮してこその政治家、企業家です。

その人物像の評価は後のことになります。

中小企業の親父も同じかもしれません。

あの会社の親父は本当にひとのいい男だけれど商売はへただななんてね。

しかし、わたしはそれでいいと思っています。

半径2メートルの男、大いに結構です。

彼らを支え、補佐できる右腕、片腕、スタッフを揃えましょう。

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         大石 吉成

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