好調ドイツ経済 (2012年11月16日)

ビジネスコラム

13日、ドイツ卸売貿易連合会(BGA)が2013年の輸出入が

過去最高水準に達すると予想しました。

ダイムラーベンツ、フォルクスワーゲンなどの自動車産業の

好調も一因のようです。

一方、ユーロ圏17か国の景気後退が長期化の様相です。

15日発表の7-9月期の域内総生産(GDP)は2期連続の

マイナス成長です。

イタリア、スペイン、ポルトガル、ギリシャなどが特に厳しさ

を増しています。

ユーロ経済危機のなか、ひとりドイツのみが幾分鈍化したとはいえ

依然その経済は好調です。

その理由は次の3つだといわれています。

ひとつは、ユーロ安の恩恵で輸出産業が潤っているということ

ふたつめは、かつてシュレーダー率いる社会民主党が社会保障制度改革

を徹底して行った結果だということです。

そのおかげで労働コストが下がり企業の競争力が増したと言われています。

さらにもうひとつ、物造り文化と歴史を大切にしながら成長戦略を

描いてきたということです。

ドイツは日本同様、工業立国、輸出大国です。

欧州経済危機のなか、なぜドイツだけがプラス成長を維持できているのか

を知ることが日本にとって最重要課題の一つだと思われます。

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マーケティングコンサルタント
ビジネスデザイナー・エグゼクティブコーチ

         大石 吉成

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