家業から企業へ覚悟 継ぐ者7つの覚悟 その4 (2013年10月11日)

ビジネスコラム

~家業から企業へ覚悟~

すべての家業を企業にということでは勿論ありません。

当然、家業のままの方がいいビジネスがたくさんあります。

技能、技術を親から子へ伝承していくような仕事や、規模を大きくすること

で様々な弊害が起きるような店や会社があります。

家業の定義をしていませんでしたが、私がここでいう家業とは自営業、株式会社に

かかわらず家族経営のことを言っています。

何代も続いている和菓子屋、呉服屋、あるいは寺社建築をやってきた老舗工務店

など、長年家族経営だからこそ続けてこられた会社が多くあります。

後継者が会社を継いだとき、自分の会社が家業なのか企業なのかまず考えて見な

ければなりません。

その上で、自分の会社はどちらで生きていくべきかを決めねばなりません。

中小企業では親父が社長で母親が経理部長、叔父や従兄弟がいてそして後継ぎ

の息子がいるというのが多いのではないでしょうか。

それがいつの間にか仕事が忙しくなり出し、気付いてみると従業員が5人、10人と

増え、立派な中小企業になったという会社が多々あります。

それでも相変わらず親父が社長で経理担当重役が母親で叔父が専務で従兄弟

が部長、そこへ大学卒業後しばらく他人の飯を食った長男が帰ってきたという

状況ではないでしょうか。

私の考えでは、社員数が20人を越したなら家業ではなく企業としてのマネジメント

が必要だということです。

後継者が親父に変わって経営者になる時が一つのチャンスです。

経営交代を企業として成長させていくチャンスと捉えて欲しいものです。