親父(経営者)に息子(後継者)は育てられない (2013年9月24日)

ビジネスコラム

経営者が後継者を直に育てることは大変難しいことです。

ましてや経営者が親父で後継者が息子となると、なおさら困難と言わざるをえま

せん。

ではどうして親が息子を育てられないのでしょうか。

 ~親父(経営者)が息子(後継者)を育てられない7つの理由~

☆ 親父の価値観を押し付け

 自分の考え方や価値観までも息子に押し付けてしまう。

☆ 経験値ですべて判断

 己の経験した結果、良くも悪くもすべて判断基準になる。

☆ 親への感謝の強要

 今あるのはすべて俺のおかげだと臆面もなく言う。

☆ 息子への過度な期待

 俺がしてきたことが出来て当たり前、なおそれ以上にやってもらいたい。

☆ 基本、認めていない

 いつまでも頼りないと思い、出来ないことばかり言う。

☆ 所詮、息子には俺が分からない

 俺はお前のことは分かっているが、お前には俺のことなど全然分かっていない。

☆ 俺の背中を見て理解しろ

 息子との付き合い方、まして育て方など分からない。

これらのことが小さいときから積み重なって親子の確執を生んできたと言える

でしょう。

息子は社会が育ててくれるものと割り切って第三者に育ててもらいましょう。

まして経営者になるべく育てるのですからプロの手を借りるのが賢明でしょう。