ゆっくり急ごう (2012年6月25日)

敬天愛人箚記

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わたしの会社は妻が代表者です。
2期目になりますが、今期も売り上げはごくわずかしかありません。

おかげで妻が円形脱毛症になりました。
わたしが不甲斐なく妻には心労をかけ、申し訳なく思っています。

1年前、とりあえず起業しましたが、わたしの心の準備が整っていなかったようです。
心のどこかで、まだ早い、まだ用意ができてないと思っていたのです。

以前のわたしは、考えるより先に行動していました。
そんなわたしの足が止まってしまいました。

失敗をしたことで、自信を失くしていたのです。
あれほど、何事にも自信たっぷりであったわたしの足が止まってしまいました。

ここにきて先月から、ようやく少し動き始めました。
いろんな意味で、とりあえず一区切りがついたと思い、行動し始めました。

結果ただいま、9月に講演がひとつ決まったのと3件提案し交渉中です。
その他、「番頭」養成塾と「後継者」育成塾に力を入れようかと思っています。

若者の起業とは違い、わたしは56歳という微妙な年齢です。
しかも白血病を患っています。

がむしゃらに前をむいて前進していくという訳にもいきません。
終わりを意識しながら、しまい方も考えながらやらねばと思っています。

たくさんの人を使ったり、大きなビジネスをしようなどとは考えていません。
元気で生きている間、自分ひとりでできる仕事をずっとしていたいと思っています。

これがわたしの人生のラストステージだと思います。
だからといって急ぐこともありません。

せっかく、生かされた命ですし、慌てることはなにもありません。
妻には悪いですが、最後のステージ、いろいろと楽しみながらやります。

最近のわたしの口癖、学ばない手はない、頑張らない手はないという想いでいます。
そんなことで、これから、ゆっくり急ごうと思っています。

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向こう3年で、子息に継がせたい社長

   経営者と後継者のコーチだからできる

   親から子への事業継承コンサルティング

  ビジネスデザイナー・エグゼクティブコーチ

         大石 吉成

  ビジネス・イノベーション・サービス(株)

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