事業継承はリスキーなもの (2012年5月5日)

敬天愛人箚記

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あなたの周りで、後継者の問題でトラぶっている会社ありませんか。

「あの会社、息子さんが継いでいるけど、あまりうまくいってないようよ」

「あの会社の社長さん、いつまでも息子さんに譲る気がないようよ」

「あの会社、いつも親子喧嘩ばかりで、会社の雰囲気が悪いようよ」

「あの会社、娘婿さんに譲ったようだけど、どうも頼りないって評判よ」

「あの会社、いつまでも親父さんが口を出すから、息子さんが困ってるようよ」

などなどです。
そもそも、事業継承にリスクはつきものです。

会社の経営者が代わることがリスクです。
大手企業の経営者交代もリスキーですが、少なくとも後継者選びにおいて、それなりの能力や資質が問われています。

それに比べ、中小企業では、親から子への事業継承がごく普通に行われます。
実は、親から子への事業継承が企業にとって、一番リスキーだと言えます。

多くの候補者から選べる大企業とは違い、あらかじめ決まった息子、おもに長子に継がせることになります。

その際、その息子の出来、不出来は二の次になります。
長子が会社を継ぐのが慣習ですから。

日本には百数十万社の中小企業があります。
ということは百数十万人の社長がいて、百数十万人の後継者がいるということです。

その百数十万人の後継者がみんな優秀であれば問題はありません。
現実には多くの後継者の能力、資質に不安があります。

他者に継がせるには様々な問題をクリアーしなければなりませんし、会社を売却しようにもできないのが多いのではないでしょうか。

そういう状況のなか、とりあえず息子に継いでもらおうというのがよくある話でしょう。
経営者の交代そのもがリスクですが、能力、資質、経験が未知数な子息に継がせることが最もリスキーです。

そのリスクを最小限に留めるのが、わたしの仕事です。

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向こう3年で、子息に継がせたい社長

   経営者と後継者のコーチだからできる

   親から子への事業継承コンサルティング

  ビジネスデザイナー・エグゼクティブコーチ

         大石 吉成

  ビジネス・イノベーション・サービス(株)

   東京都台東区台東4丁目22の5

   TEL 03-6803-0314
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