命の連鎖、そして人生の交わり (2012年6月6日)

敬天愛人箚記

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わたしに初めて子供ができたとき、大きな責任をひとつ果たしたような気がしました。
まして3人の子供を持つにいたり、まるで大きな舞台で大役を終えた役者のような心境だったでしょうか。

わたしが両親から受け継いだ命を3人の子供たちに引き継ぐことで、人間としての役割を担うことができたといった気持でした。

その子供たちもまた、それぞれに伴侶を得て、同じように命を繋いでいきます。
今、正にわたしの娘が新しい命を産み出そうとしています。

今朝、早くから陣痛が始まり、病院へ向かいました。
妻が付き添っています。

男のわたしは自宅待機を命ぜられています。
娘婿が今、病院へ駆けつけています。

こうしてわたしたちの命が娘から孫へと繋がるのだと思うと、心の底から暖かいものが湧き上がってきます。

今朝、出かけるときの娘の落ち着いた様子に、改めて感心しました。
母親としての威厳のような風格がにじみ出ていました。

妻とふたり、どこかでお茶でも飲んでくるかのようでした。
女性にはとても敵わないと、思う瞬間でした。

これから、出てくる子供とわたしの人生が交わります。
3年前、わたしが白血病だと分かったとき、よもやこんなことがあろうとは想像もしませんでした。

こうして助けられた命だからこそ、孫とも会えるのだと思うと感謝しかありません。
妻が言うのに、わたしの役割は孫がぐずったとき、近くの公園まで連れて行くことだそうです。

わたしがこうしている間に、孫が産まれました。
母子とも健康。

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向こう3年で、子息に継がせたい社長

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   親から子への事業継承コンサルティング

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         大石 吉成

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