この国はどこへ (2012年4月13日)

敬天愛人箚記

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おだやかに過ごそうと思っていても、いろんな情報が目に入ると、ついつい苛立ってしまいます。
また、そんなニュースを見てしまいました。

そのひとつは、国の2012年度予算案が可決したというニュースです。
可決はいいのですが、問題は歳入の内訳です。

なんと、一般会計歳入に占める国債割合が49%になったということです。
予算の半分が借金という話です。

震災復興費用については当然必要なのですが、その他の見直しはどうなったのでしょうか。
民主党がかつて声高に言っていた、財政健全化はどこへ行ったのでしょうか。

誰が考えてもこのままいけば、どんな団体、組織でも破綻してしまうのは明らかです。
この国はいったいどこへ向かっているのでしょうか。

これが船なら、とうに乗り捨てているところですが、国から簡単に逃げ出すわけにはまいりません。
思わず愚痴ばかりが口から飛び出します。

実はもうひとつあるんです。
それは、日本の平均賃金の話なんです。

このたび国際労働機関が発表した各国の平均賃金ですが、対象72か国中、日本はなんと17位なんですね。

日本の民間の給与水準がここのところだいぶ下がっているだろうとは予想していましたが、ここまで下がっているとは驚きです。

ちなみに1位がルクセンブルクで月4089ドル、2位ノルウェーで月3687ドル、日本は17位で月2522ドルだそうです。

そして、なんとお隣の韓国は堂々の10位で月2903ドルでした。
こんなニュースはマスコミは大きく取り上げていませんね。

わたしが若いころはバブルの最後でしたから、すべてが右上がりの時代でした。
それから考えるとここまで落ちていたのかと、正直なところかなりショッキングなことです。

これにはボーナスが換算されていませんから、少しは違ってくるでしょうが、それにしてもの話です。

日本の月2522ドルというと約20万円というところでしょう。
ここでわたしが気になることは、民間と公務員の差が非常に大きくなっているということです。

2006年の資料では国家公務員の平均年収が628万円、地方公務員の平均年収が707万円とありました。

おそらく直近では少し下がっていると思われますが、依然として民間レベルより高いことは明らかです。

かつて右上がりの時代に民間のペースに合わせるように、各公務員のベースアップを確実に行ってきた結果が、現状なのです。

こんなことばかりが目について、どうしてもおだやかにしていられません。
せめてこうして書くしかありません。

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