日僑という生き方 (2012年11月13日)
ビジネスコラム経済協力開発機構(OECD)が、この度
世界経済長期トレンド予測を発表しました。
それによると、GDP(国内総生産)ベースで2030年までに
中国28%、インド11%
米国18%、ユーロ圏12%、日本4%になるそうです。
中国、インド両国で世界経済の4割近くを占めます。
米国、ユーロ圏、日本を合わせたより大きい経済圏を
形成することになります。
ひとつだけ明らかなのは、政治経済両面で両国の存在が
益々大きくなることです。
日本経済は人口減少によりGDPは下降せざるを得ません。
この予測数字を見、国家、企業、個人それぞれがどう考え
どう対処すべきかが問われています。
その際のキーワードは「しなやかさ」と「したたかさ」の
二つです。
今後の国際社会で日本国、企業、個人に最も必要なものです。
古くからユダヤ商人と並んで華僑、印僑が世界中で活躍して
います。
彼らに共通しているのが「したたかさ」ではないでしょうか。
今後ますます日本の大企業や中小企業が世界へ進出していくのが
予想されます。
彼らが「したたかさ」に「しなやかさ」を合わせ持った日僑
として活躍していただくことを期待します。
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マーケティングコンサルタント
ビジネスデザイナー・エグゼクティブコーチ
大石 吉成
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