変革は経営者の仕事 経営者の35の秘訣 その5 (2013年11月28日)

ビジネスコラム

~変革は経営者の仕事~

企業の変革、改革は経営者にしか出来ません。
どの企業も現状のままでいることは不可能です。
常に自ら変化し続けねば現状を維持できません。

まるで立ち泳ぎのように水面下で一生懸命足を動かして初めて浮いていられるのと同じかもしれません。
変化の激しい世にあって、企業はその流れの真っただ中にあります。

日々の懸命な変革、改革への努力があって初めて現状維持ができることになります。
企業にとってより望ましいのは緩やかな成長路線を画くことです。
緩やかな増収、増益こそ理想とも言えます。

そのためには、より一層の変革、改革が求められます。
ややもすると組織はその習性として変革を拒否します。
組織の構成員は変化を嫌います。

企業も中小企業も組織ですから、ほっておくと同じ習性が働きます。
今のままが誰にとっても楽な状況ですから、なにも好んで変わろうとはしません。
経営者が変革、改革を唱えなければ誰もやろうとはしません。

企業には守るべきものと変えるべきものがあります。
経営者がその判断をし変革、改革を決断しなければなりません。
企業は日々刻々と動いています。

日々、売り上げに増減の変化があり、利益に増減の変化があります。
また経費にも日々増減の変化があります。
まさに企業は日々刻々と動いています。

経営者がその手をこまねいてると会社が傾くかもしれません。
企業は傾き始めるとその動きに加速がつきます。
そうなる前に変革、改革を始めておくのが経営者の仕事です。