中小企業の親父はつらいわ (2013年5月15日)

ビジネスコラム

わたしの多くの友人や顧客が中小企業の親父です。

なによりもわたし自身がかつても今も中小企業の親父です。

そんな親父のつぶやきを聞いていきましょう。

今回は人の話をしましょう。

われわれ中小企業には本来優秀な人材がいませんし、集まりません。

東大、京大、一ツ橋大、早大、慶大の新卒者が面接に来ることなんか

ありません。

まちがっても来やしません。

万一来たなら医者の診断書を見せてもらわねばなりません。

頭に手を当てて、「君、大丈夫か」と聞いてやらねばなりません。

われわれ親父は自分の会社のNO.1営業マンです。

彼らはまたNO.1エンジニアで、NO.1職人です。

親父は何をやっても一番です。

そんな親父から社員を見ると、どれもこれも頼りないものです。

よしんば間違って一流大学卒がいたとしてもきっと頼りなく思うものです。

その親父が創始者であれば、よけいにそう思うでしょうね。

中小企業にいい人材はいない、という思い込みは、実は親父が一番

そう思っているようです。

実際はそれなりにそこそこの人材はいるものです。

彼らの実力を認めず、能力を発揮させずにいるその原因は親父にあります。

彼らとのコミュニケーションの取り方がなってないのです。

彼らの能力、実力を引き出す努力をしていません。

まずは自分の社員ともう少し会話を多くする機会を設けることです。

たまのノミュニケーションもありでしょう。

社員を生かすも殺すも親父次第です。

それでも親父はいつもつぶやきます。

「うちにもっとええ社員がいたらなあ」

売り上げを伸ばしたい、利益を増やしたい
お気軽にご相談ください。(無料相談実施中)

当社は良い商品、優れた技術、画期的サービスを持ちながら
売れない、使われない、世に広がらないと悩んでいる企業の
問題を解決し、企業の“夢”を実現するお手伝いをします。

マーケティングコンサルタント
ビジネスデザイナー・エグゼクティブコーチ

         大石 吉成

ビジネス・イノベーション・サービス(株)

   東京都台東区台東4丁目22の5

   TEL 03-6803-0314