後継者はつらいわ (2013年5月16日)

ビジネスコラム

日本には約150万の会社があるといわれています。

日本には150万人の社長がいる訳です。

そして150万人の後継者がいることになります。

かつてわたし自身、後継者でありました。

後継者のつぶやき聞いていきましょう。

昔から、蛙の子は蛙などと申します。

商人の子は自然と商売を覚え、知らぬ間に商人になり

鍛冶屋の子は見よう見まねで、いつのまにか立派な職人に

なっておったものです。

また、門前の小僧習わぬ経を読みのごとく、育った環境に子供は

大きく影響を受けるものです。

わたしも物心がついたころには大きくなったら父ちゃんの仕事を

継いで社長さんになると思っていたものです。

親は親で我が子が自分の仕事を当然継ぐものだと考えておりました。

家業を継ぐ時代はまだよかったのかもしれませんが、昨今では

家業といえども株式会社組織であります。

おのずとそれなりのルールがあるものです。

大将、親父が経営者、社長と呼ばれる時代です。

人には向き、不向きということがあります。

経営者に向くひと、向かぬひとも現実にはあるものです。

また世の中が大きく変化し多様化したなか、職種自体が数多くあり

職業の選択肢には事欠きません。

社長の息子だから社長を継ぐのが当たり前とは言いづらい時代です。

また、社長の息子だから社長に向いてるのかと言われると多くの息子が

自信がありません。

俺は好きで会社を継いだんじゃないという後継者がいます。

俺は他にやりたいことがあったんだと言う後継者もいるでしょう。

なかにはこれが俺のやりたいことだ、天職だという後継者もいるでしょう。

世の中にはそれこそいろんな後継者がいます。

後継者がみんな経営能力や手腕そして人格が優れていたならいいのですが、

そんなことはあり得ません。

みんな少し背伸びをして無理をして後継者は頑張っているのです。

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         大石 吉成

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