市場規模とターゲティング (2012年10月28日)

ビジネスコラム

ある製品を開発した社長が思うように売れず

苦しんでいます。

あれこれ悩んだ末、売れない原因のひとつが

市場規模が小さいことにあると考えました。

そして、製品を改良し、より大きな市場で売ろうとしています。

さて本当にそれでいいのでしょうか。

社長は市場規模が大きくなればそれだけたくさん売れると

思っています。

ここで問題なのがその製品の特長、特性です。

そしてその製品を必要としているのが誰かということです。

原則としてその製品を必要としている人にターゲットを

絞り込んだ売り方をするということです。

私にはその製品を必要としているのはそれまでの小さな市場

に多くいたと思っています。

社長が言う大きな市場でその製品を必要とする人の割合は

非常に小さなものだと考えています。

市場規模が大きいほうが有利という思い込みが社長にあります。

市場規模も考慮する必要がありますが、何よりもまず

それを誰に売るのかが大切な話です。

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マーケティングコンサルタント
ビジネスデザイナー・エグゼクティブコーチ

         大石 吉成

ビジネス・イノベーション・サービス(株)

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