親子経営 繁盛と繁栄の秘策 子供がしてはならない7つのこと 3 何事も他人のせい (2015年12月10日)
何事も他人のせい 後継者である息子が父親の後を継いだ途端、父親への批判をところ構わず誰彼構わず言うことがあります。営業会議や役員会議ではもちろんのこと普段の社員との話のなかでも常に先代社長の悪口を言う後継者がいます。 挙句に社内のみ…
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何事も他人のせい 後継者である息子が父親の後を継いだ途端、父親への批判をところ構わず誰彼構わず言うことがあります。営業会議や役員会議ではもちろんのこと普段の社員との話のなかでも常に先代社長の悪口を言う後継者がいます。 挙句に社内のみ…
己の評判を過剰に意識する とかく人は誰しも己の評判が気になるものです。後継者もご多分に漏れず自分の評判が気になります。社内の評判、取引先の評判そして世間の評判がとても気になります。自分がどのように人々から評価されているのかが大変気に…
拙速の戒め 後継者が父親の後を継いで経営者になったとき、最も気をつけねばならないことからお話しします。このことが最も重要であると同時に最も多く現実に起こっていることで、現にたくさんの「お家騒動」といわれる企業不祥事の直接的な原因にも…
家を斉(ととの)える 企業経営者にとって家庭の存在は大きいものです。経営者の家庭の在り方が会社の在り方に大きな影響を与えます。そういう意味では、経営者の家庭の乱れが会社を乱すことになります。経営者たる者、まず家庭をよく治める必要があ…
息子への執着と過度な期待 今回はドイツの叙情詩人・小説家であったヘルマン・ヘッセの「シッダールタ」という本の話から始めます。私はこの本を昨年友人の勧めで初めて読みました。以来今回で6回読んだことになります。 もともと私は多読、乱読が…
危急存亡のとき 会社経営をしていると日々さまざまな問題が起こります。社内業務上のトラブルに始まり取引先とのトラブルにいたるまで、大小いろいろなことが起こります。なかには企業の存続を揺るがすような大きなトラブルがある日突然に表面化する…
謙虚であること 成功されているオーナー企業経営者にこれまで数多くお会いしてきました。いろんなタイプの経営者がいるものです。なかには驚くほどとても謙虚な経営者に出会うことがあります。 話を伺ってみるととても数奇な人生を歩んでこられ、人…
独善の戒め 経営者は得てして自己中心的になりがちです。経営の全責任を負って日々様々な経営判断をしなければなりません。自分を中心に、自分を軸にして考える習慣が付いています。それが上手くいけばカリスマ経営者と呼ばれ、下手を打てばワンマン…
己に恥じない生き様とは 父親である経営者が聖人君主でなければならないということではありません。ただ現実に会社経営をするなかで、経営者には様々な誘惑と闘わねばならないときが多くあるということです。 会社を存続させるため、利益を少しでも…
父親自ら育て得ない 経営者である父親が自分の息子を自らの手で次の経営者たるべく育てようとすることには無理があります。あえて断言するなら、経営者である父親が自分の息子を育てることは出来ないということです。 ではなぜ父親が息子を育てられ…